PCパーツは元箱がなくても発送できます。
元箱なしで安全に発送するなら、静電気防止袋・プチプチ・箱の中で動かさない固定、この3点を基本にします。
特にグラボやマザーボードは高額なので、少し過剰なくらいの梱包がおすすめです。
- PCパーツを売ろうと思ったら箱を捨てていた
- マザーボードやグラボをどう梱包すればいいかわからない
- 壊れずに送れるのか不安
そんな人向けの記事になります。
実際に私も中古PCパーツを売却していますが、毎回元箱(購入時の箱)が残っているとは限りません。
この記事では、元箱がない場合の安全な梱包方法と一番手間のかからない発送方法を紹介します。
元箱がある場合はそのまま利用しよう
元箱には製品専用の固定材が入っているため、残っていれば積極的に使います。ただし、元箱を保護するため、さらに外側をプチプチと配送用ダンボールで覆うのが安心です。
元箱・付属品完備の方が中古販売価格も上がります。
ただ元箱だから、と過信するのではなく
- 静電気防止袋を取ってあるか?
- 付属品は全て揃っているか
など、しっかり確認しておきましょう。
元箱+ダンボールで梱包がベスト
PCパーツは高額商品が多いです。
”元箱も商品”という意識を持っていた方が、購入者さんも嬉しいです。
私の場合、元箱+プチプチ+緩衝材+ダンボールで梱包するよう心がけています。
家電はダンボールも商品。
ダンボールの角で穴を開けるなど言語同断。取っ手用の穴も輸送時点では開けてはなりません。
あまりにも大きい物は難しいですが、その場合は出品内容欄に一言書くようにした方が購入者さんが安心して購入できるでしょう。
高額マザーの元箱をOPPテープまみれにされた時に復元した方法
これは本当にガッカリしました。
年始にASUSのディスプレイを買った縁から、PCパーツもASUSで揃えよう!と思い立ち、その中でもハイエンドクラスのマザーボードを中古で購入しました。
ASUS ROG Maximus Z890 Extremeって奴ですね。
正直めっちゃ高いしこんなのいるか?って感じですが、一度はハイエンドマザーを使ってみようと購入。
内容は本当に最高だったんですが、それはまた別の話なので割愛。
中古でも十数万したものが、元箱にOPPテープグルグル巻きで届いたんですね。

「うわぁ…」
言葉が出ませんでしたw
多分温めればキレイに剝がせるよな…


どうにかキレイに剥がせました。
評価を悪いにする程の事でもないんですが、ちょっとガッカリしましたね。
元箱の程度なんて気にしない人もいますが、気にする人もいる。
そんな事を頭の片隅においておくと、よりトラブルを回避できるかもしれません。
元箱がなくても発送できる
製品の元箱って場所取るし結構捨ててしまいがちです。
しかし元箱を捨ててしまった製品に限って中古で売りたくなったりするんですよね。
精密機器の梱包なんてちょっと怖いですが、要点だけ気を付け、保証付きの発送方法にしておくと安心です。
私自身、なんでも高かった製品の元箱は取っておくタイプなんですが、よくその事でケンカ…まではいかないんですが、ぶつぶつ言われがちです。
ごめんごめん、売るとき必要だからさ、とか独り言みたいに言いながらクローゼットへしまっています。
一番大切なのは衝撃対策
運送経験者だから言える事ですが、丁寧な荷扱いをしてくれるドライバーさんだけではありません。
軽く放り投げられても平気な対策をしておくのがベストです。
天地無用・精密機器シールを必ず貼ってもらいます。
表示どおりに扱われない可能性も考え、箱が上下逆になっても内部で動かない状態にします。
丸めた紙を敷き詰めたダンボール内に、プチプチでくるんだパーツを置く程度の意識は必要です。
静電気対策も忘れない
精密機器ですので静電気防止袋はできる限り使った方がいいでしょう。
新品購入すると大体の製品は厚手のジップ袋に入ってたりしますよね。
あの静電気防止袋に入れてからプチプチでくるむのがベストです。
私が実際にやっているグラボの梱包方法

梱包方法に絶対の正解はありませんが、私の場合はできるだけシンプルかつ安全に発送できる方法を心今回は、GIGABYTEのRTX 3060 Tiを元箱なしで梱包しました。
使ったものは、静電気防止袋、プチプチ、新聞紙、ダンボール、梱包テープです。どれも特別なものではなく、個人でPCパーツを発送するときに用意しやすいものばかりです。
梱包で意識しているのは、次の3点です。
- 静電気や水濡れから守る
- 落下や衝撃が直接伝わらないようにする
- ダンボールの中でグラボを動かさない
実際の作業を写真と一緒に紹介します。
梱包前にグラボの状態を確認する
発送後のトラブルを避けるため、梱包前に外観や端子の状態を確認します。
できれば、グラボ全体、ファン、バックプレート、PCIe端子、映像出力端子などを撮影しておくと安心です。購入者さんへ状態を説明するときだけでなく、配送中に破損が起きた場合の記録にもなります。

表面に埃が残っている場合は、この段階で軽く清掃します。
ブロアーを使うときは、ファンが勢いよく空転しないよう、羽根を軽く押さえながら吹く方が安全です。
静電気防止袋に入れる
まずはグラボを静電気防止袋へ入れます。

静電気防止袋は、基板や端子を静電気や汚れから守るために使います。袋へ入れる際は、PCIeブラケットや端子部分が引っかからないよう、無理に押し込まないようにします。

袋の口は軽くテープで留めますが、テープをグラボ本体や端子へ直接貼るのは避けます。
プチプチを2〜3重に巻く
静電気防止袋へ入れたグラボを、プチプチで包みます。

ファン面とバックプレートだけでなく、角やブラケットまで露出しないように巻いていきます。
グラボは金属製のブラケット部分が飛び出しているため、薄く1周巻いただけでは、輸送中にダンボールを突き破ったり、ほかの部分へ衝撃が集中したりする可能性があります。

今回は全体を2〜3重程度に巻きました。
テープはプチプチ同士を固定するために使い、グラボや静電気防止袋へ直接貼らないようにしています。
ダンボールの底に緩衝材を敷く
グラボを入れる前に、ダンボールの底へ丸めた新聞紙や緩衝材を敷きます。

箱の底へ直接グラボを置くと、ダンボールを落としたときの衝撃が伝わりやすくなります。先に緩衝材でクッション層を作ってから、グラボを中央付近へ置きます。
ダンボールのサイズは、グラボを入れた状態で四方に緩衝材を詰められる程度の余裕があるものを選びます。
大きすぎる箱は緩衝材を大量に使いますし、小さすぎる箱は衝撃を吸収する余裕がなくなるため、少し余裕がある程度が使いやすいです。
前後左右の隙間を埋めて固定する
グラボを入れたら、箱との隙間を丸めた新聞紙や緩衝材で埋めます。

隙間を埋める目的は、ダンボールの中でグラボが移動するのを防ぐことです。
箱を軽く揺らしたときに、中からゴトゴトと音がしたり、グラボが動く感触があったりする場合は、緩衝材が足りません。
ただし、無理に押し込んでグラボを圧迫する必要はありません。動かない程度に固定できていれば十分です。
上側にも緩衝材を入れる
前後左右を固定したら、グラボの上側にもプチプチや緩衝材を載せます。

配送中にダンボールが常に正しい向きで運ばれるとは限りません。
天地無用や精密機器の表示を付けるとしても、それだけに頼らず、箱が横向きや逆さになってもグラボが動かない状態にしておきます。

フタを閉じたときに軽く抵抗を感じる程度なら問題ありませんが、強く押さえつけないと閉まらない場合は、緩衝材を詰めすぎています。
最後はH貼りで封をする
中身が動かないことを確認したら、梱包テープでダンボールを閉じます。

中央の合わせ目へテープを貼り、さらに左右の端もテープで留める「H貼り」にしました。
中央へ1本貼るだけより、ダンボールの端が開きにくくなり、重量のあるPCパーツを発送するときも安心感があります。
ダンボール裏面も同じように「H貼り」にしましょう。
透明や半透明の梱包テープは写真では見えにくいため、画像ではテープを貼った位置が分かるように赤い線を重ねています。
これで梱包は完了です。
最後にもう一度ダンボールを軽く揺らし、中でグラボが動いていないこと、テープが浮いていないことを確認してから発送します。
箱がない場合に一番おすすめなのはヤマト営業所
私の場合セブンイレブンでの発送が多いんですが、手元にいい感じのダンボールがない場合はヤマトの営業所へ持ち込んでしまいます。
・静電気防止袋+プチプチでくるむ
ここまでやって持ち込めば、営業所でダンボールを購入してその場で梱包・発送まで行えるのでとても便利です。
梱包は自分でやる必要があるのと、緩衝材は自分で用意した方がいいです。
初めて持ち込んだ時に、緩衝材を用意してなくて困っていたところ、営業所にあるものを使って梱包してくれた事があります。
しかし正規のサービスではないはずなので、ご自身で用意していった方が確実です。
緩衝材に困ったときに代用できるものがあります。
- 新聞紙
- 厚紙
- タオル
などなど、、ダンボール内で製品が動かなければOKなので、柔らかく製品を傷つけないものを選びましょう。
当日発送できる
営業所によって違うみたいですが、閉店1時間前まで当日扱いの受付の店舗が多いです。
閉店まで受け付けしている店舗もあります。
(当日発送の締切時刻は営業所によって異なります。急ぐ場合は、持ち込む営業所の受付時間と当日発送の締切を事前に確認してください。)
※離島などは除く
その発送日が当日扱いとなるのか、翌日扱いになるのか、という話です。
サイズ選びで失敗しにくい
直接物を入れて試せるので、ダンボールのサイズ選びで失敗しにくいです。
ちゃんと寸法を測って、実際に新聞紙も丸めてみて、、などちゃんとやれば十分予測できるんですが、意外とそういうのって横着しがち。
いざ入れてみたら製品でピッタリすぎて緩衝材入らんわ…なんてこともあります。
マザーボードはCPUを付けたまま発送してもいい?
CPU付きのマザーボードを売却する際、
「CPUは外した方がいいの?」
「ソケットピンは大丈夫?」
と悩む方も多いと思います。
CPUを装着したまま発送しても基本的には問題ありません。
ただし、安全に発送するために知っておきたいポイントもあるので確認しておきましょう。
基本的には問題無し
マザーボードはCPUを取り付けたまま発送しても基本的に問題ありません。
実際のところ、メルカリなどでもCPU付きマザーボードとして出品されているケースは珍しくなく、私もCPUを装着した状態で発送したことがあります。
ただし、輸送中に大きな衝撃が加わる可能性もあるため、緩衝材でしっかり保護することが大切です。
CPUソケット保護にもなる
CPUを外してしまうと、LGAソケットのピンがむき出しになります。
マザーボード付属のLGAソケットカバーがまだ残ってるならいいですが、ない場合はCPUを付けたまま保護した方が安全なのでは?と思うほどです。
そのため、CPUを装着したまま発送した方が、ソケット保護という意味では安全な場合もあります。
CPUクーラー・メモリ等は外した方が安全
一方で、大型CPUクーラーやメモリは取り外しておくことをおすすめします。
特にメモリなんかは大変高騰してるのと、マザーボードに対して直角に出っ張るので危険ですよね。
重量のある空冷クーラーは、輸送中の衝撃でマザーボードへ負荷がかかるかもしれません。
CPU本体は装着したままでも問題ありませんが、重量のあるパーツは別梱包の方が安心です。
今後もPCパーツ等を売るなら梱包材は常備がおすすめ
昔聞いてたCDやレコードなどを出品し始めてから、何かと梱包に使えそうなものは常備するようにしています。
例えばちょっとした家具など購入するとプチプチに巻かれてたりしますよね。
PCパーツなんかはもちろんのことですが。
そういう大きめのプチプチなどは取っておいたり、ネット注文した製品のダンボールを取っておいたり、ゆうゆうメルカリ便に使えるゆうパケットポストmini封筒も20枚程買い貯めてあります。
思いついた時に出品したいので、いざ売れて発送時に色々準備しなきゃ…ともたついてしまうと、次回の出品が億劫になったりするんですよね。
自分自身のモチベーション維持のためにもしっかり準備しておきましょう。
持っておくと便利なもの
私が実際に使っている梱包材を紹介します。
どれも高価なものではなく、一度買っておけば長く使えるものばかりです。
PCパーツの箱なし発送でよくある質問
PCパーツは元箱なしでもメルカリで売れますか?
売れます。ただし、元箱や付属品がある場合より安心感は下がるため、梱包方法や付属品の有無を商品説明に書いておくのがおすすめです。
グラボは箱なしでも発送できますか?
発送できます。静電気防止袋に入れ、プチプチで厚めに保護し、ダンボール内で動かないように固定することが重要です。
マザーボードはCPUを付けたまま送っても大丈夫ですか?
基本的には問題ありません。LGAソケットのピン保護になる場合もあります。ただし、大型CPUクーラーやメモリは外して別梱包にした方が安全です。
静電気防止袋がない場合はどうすればいいですか?
できれば用意した方が安全です。特にグラボ、マザーボード、メモリ、SSDなどは静電気対策をしてから発送するのがおすすめです。
まとめ
購入時の箱(元箱)がなくても、PCパーツは問題なく発送できます。
大切なのは、
・静電気対策をする
・プチプチでしっかり保護する
・ダンボール内で動かないよう固定する
この3点と、
「壊れなければOK」ではなく、「購入者さんが気持ちよく受け取れるか」まで意識するとトラブル防止に繋がります。
特にマザーボードやグラフィックボードは高額な製品も多いため、「これくらいで大丈夫だろう」ではなく、少し過剰なくらい保護しておく方が安心です。
私自身、中古PCパーツを売却する際は元箱を利用したり、静電気防止袋やプチプチを常備したりして、できるだけ安全に発送できるよう心がけています。
発送で一番大切なのは、購入者さんが安心して受け取れる状態で届けること。
これからPCパーツを出品する方は、ぜひ参考にしてみてください。




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