【2026年版】中古ゲーミングPCの当たり構成を本気で探してみた|実際の出品を査定

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中古ゲーミングPCを探していると、

  • RTX搭載!
  • 爆速SSD!
  • 高性能i7!

といった魅力的な言葉が並んでいます。

しかし実際には、

見た目だけ豪華な構成や、古いパーツを高性能に見せている出品も少なくありません。

そこで今回は、実際に出品されていた中古ゲーミングPCを見ながら、

「買いなのか?」
「見送るべきなのか?」

を現役自作PCユーザー目線で査定してみます。

先に結論|今回見つけた中古ゲーミングPCの評価一覧


今回実際に出品されていた中古ゲーミングPCを調査した結果、個人的なおすすめ順位は以下の通りでした。

※先にお伝えしておくと、この記事では見た目も評価対象に含めています。

ただし、筆者は「白い」「光る」「おしゃれ」といった見た目を最重要視していません。

中古ゲーミングPCで最も重要なのは、

  • CPUの世代
  • グラフィックボードの性能
  • メモリ容量
  • ストレージ容量
  • 電源やマザーボードの品質

といった中身です。
更に見た目が伴ってれば文句なし、といったところ。

極端な話、ピッカピカに光るだけの古いPCを買っても、肝心のゲームが快適に遊べなければ光らせる機会もなくなるでしょう。
そうなると、もはやただの巨大な文鎮です。

どれだけ見た目が豪華でも、中身が古ければおすすめできません。
逆に、少し地味な見た目でも中身が優秀なら高評価としています。

その前提で、今回見つけた中古ゲーミングPCを査定していきます。

評価一覧

評価 構成 価格 一言コメント
★★★★★ Core i7-10700KF + RTX3070 83,400円 今回のMVP。構成・価格・出品者の信頼性まで含めて高評価。
★★★★☆ Core i5-12400F + RTX3060Ti 82,000円 派手さはないが非常に堅実。コスパ良好。
★★★★☆ Core i5-14500 + RTX4060 132,000円 初心者にも勧めやすい優等生構成。迷ったらこれ。
★★★★☆ Core i5-14400F + RTX5060 164,000円 最新世代が欲しい人向け。価格は相場相応。
★★★☆☆ Core i7-12700H + RTX4060Ti(ITX) 147,777円 ロマン枠。一般向けではないがPC好きには刺さる。
★★★☆☆ Ryzen 5 5600G + RTX3060 83,400円 悪くないが、同価格帯により魅力的な選択肢あり。
★★☆☆☆ Core i7-8700K + GTX1660 SUPER 44,500円 安そうに見えるが増設費用まで考えると微妙。
★☆☆☆☆ Core i7-4770 + GTX1060 3GB 49,800円 見た目は豪華でも中身はかなり古い構成。

今回のMVPは10700KF+RTX3070でした。

ただしCPU単体性能では14500や12400Fの方が新しい世代です。
今回は価格・構成・出品者の信頼性まで含めた完全主観による総合評価としています。

査定詳細


ここからは実際の出品を1台ずつ見ながら、なぜその評価になったのかを解説していきます。

なお、評価は単純な性能だけでなく、

  • 価格とのバランス
  • パーツ構成
  • 拡張性
  • 出品内容の信頼性

も含めた総合評価です。

同じRTX搭載PCでも評価が大きく変わることがあるため、その理由も合わせて見ていきましょう。

Core i7-10700KF + RTX3070 (MVP)

10700KF+RTX3070搭載中古ゲーミングPCの出品イメージ
※この画像は実際の出品情報を参考に再構成したイメージです。

価格:83,400円

性能、構成、価格、出品者の信頼感まで含めると、今回調査した中では最も魅力的な1台でした。
CPU単体では14500や12400Fの方が新しい世代ですが、今回はRTX3070・850W GOLD電源・NH-U12A・出品者の信頼性まで含めて総合評価でMVPとしました。

なぜ今回のMVPに選んだのか

まずGPUの話です。
後述しますが、1位2位を争う比較対象にしていた3060Ti搭載PCがありました。

3060Tiはまだまだ戦えるGPUですが、VRAM容量が8GBでした。
3060なら12GBモデルも存在するんですが、正直12GBならそっちがよかったかもしれません。
(最近3060 12GBの再生産のニュースを見ました。)

個人的には、同じ8GBならRTX3070の方が魅力を感じます。
(解像度高めでゲームするのが好きな為)

解像度RTX3060TiRTX3070
フルHD
WQHD
4K

また、850W GOLD電源やNoctua NH-U12Aなど、見えない部分にも予算が使われている点も高評価でした。
電源やマザーボードメーカー不明、爆速SSD 256GB搭載!みたいな”自称ゲーミングPC”は今回の探索でもとても多かったです。

中古ゲーミングPCはCPUやGPUだけでなく、電源や冷却構成まで含めて判断したいところです。

CPUはどうなのか

CPU単体で見れば、数年前のモデルになるので若干見劣りしますが、用途により比較対象だった12400Fに比べこちらが優位の場合があります。
簡単な比較表を作ってみました。

CPU特徴
i7-10700KF8コア16スレッド
i5-12400F6コア12スレッド
ゲーム12400Fやや有利
マルチ性能10700KFやや有利
消費電力12400F有利
世代12400Fが2世代新しい

単純なゲーム性能のみで考えるとi5-12400Fが有利ですが、ゲーム+配信をする場合のようにマルチタスク性能で考えた時に旧世代ですが10700有利となる事があります。

出品者情報も確認したい


また、この出品は出品者の信頼感も高く感じました。

出品履歴にはゲーミングモニターやLogicoolの割と新しいモデルのゲーミングキーボードなど、実際にゲームを楽しんでいたと思われる機材が並んでいました。

もちろん転売業者が悪いわけではありません。
何かあった時の保証などで転売業者の方が安心な場合ももちろんあると思います。

しかし今回の出品は「不要になったから売る」という雰囲気が強く、個人的には安心感がありました。

総評


8万円台で購入できる事を考えると、今回調査した中ではベストと言わざるを得ません。

CPU単体では少し前の世代になりますが、RTX3070との組み合わせであれば現在でも十分な性能があります。

NVIDIA独自のフレーム生成(DLSS 3)はRTX40シリーズ以降の機能のため利用できませんが、AMDのFSRフレーム生成に対応したゲームであれば快適に遊べる場面も多いでしょう。

また、CPUクーラーがNoctua NH-U12Aへ換装されていた点も好印象でした。
NH-U12Aは2026年現在でも15,000円前後する定番の高性能空冷クーラーです。

正直、CPUクーラーにここまでお金をかける人はそこまで多くありません。
冷却性能や静音性を重視していた事がうかがえます。

出品履歴も含めて見ると、実際にゲームを楽しんでいたユーザーが使っていた印象を受けました。

Core i5-12400F + RTX3060Ti

12400F+RTX3060Ti搭載中古ゲーミングPCの出品イメージ
※この画像は実際の出品情報を参考に再構成したイメージです。

価格:82,000円

今回調査した中では、最もバランスの良い1台でした。
やっぱBTO系は強いですね。

派手な構成ではありませんが、CPU・GPU・メモリ・ストレージのバランスが良く、初めて中古ゲーミングPCを購入する人にもおすすめしやすい構成です。

なぜ高評価にしたのか


まず価格が魅力的でした。

RTX3060Tiを搭載しながら8万円台前半という価格は、現在の中古市場でも十分検討できる水準です。

CPUにはCore i5-12400Fを搭載。
第12世代ながら現在でもゲーム用途では十分な性能があり、フルHDからWQHDまで快適に遊べる構成です。

解像度RTX3060Ti
フルHD
WQHD
4K

個人的には、ゲーミング用途であれば今でも十分現役だと思います。
そして、3060Tiはとにかく人気のあったGPUでした。

RTX3070との比較

今回MVPに選んだCore i7-10700KF + RTX3070とも比較しましたが、CPU単体性能では12400Fの方が魅力的です。

一方でGPU性能はRTX3070がやや上。

そのため、

  • CPU重視なら12400F
  • GPU重視なら3070

という見方もできます。

価格差がほとんど無かった事を考えると、今回はRTX3070搭載機を上位評価としました。

気になった点

正直、大きな欠点は見当たりませんでした。

強いて言うなら、今回比較した10700KF機のような

  • NH-U12A
  • 850W GOLD電源

といったプラス要素は確認できません。

そのため爆発的な魅力はありませんが、逆に大きな不安要素もありませんでした。

総評


今回調査した中では、最も堅実な選択肢でした。

派手さはありませんが、「失敗しにくい中古ゲーミングPC」という意味ではかなり優秀です。

個人的にはRTX3070搭載機をMVPに選びましたが、初めて中古ゲーミングPCを購入する人であれば、こちらを選んでも十分満足できると思います。

Core i5-14500 + RTX4060

14500+RTX4060搭載中古ゲーミングPCの出品イメージ
※この画像は実際の出品情報を参考に再構成したイメージです。

価格:132,000円

今回調査した中では、最も初心者におすすめしやすい構成でした。

CPU・GPU・メモリ・SSDのバランスが良く、「とりあえず失敗したくない人」が選ぶなら有力候補の1台です。

なぜ高評価にしたのか

まずCPUが優秀です。

搭載されているのがCore i5-14500。
第14世代の比較的新しいCPUで、ゲーム以外にも強いCPUです。

  • 動画編集
  • 配信
  • 普段使い

まで快適にこなせる性能があります。

今回比較した10700KFや、12400Fよりも新しい世代であり、CPU単体性能で見ればこちらが有利です。

RTX4060はどうなのか

RTX4060は賛否の分かれるGPUです。
VRAMは8GB、メモリバス幅も128bit(先述した3070や3060Tiより低い!)と控えめなため、4K用途には向きません。

しかし、

  • フルHD
  • WQHD

で遊ぶのであれば十分な性能があります。
フルHDなら3060Tiには負けないでしょう。

解像度RTX4060
フルHD
WQHD
4K

DLSS3やフレーム生成にも対応しているため、対応ゲームでは体感性能が大きく向上します。

個人的には、フルHD~WQHD環境で遊ぶ人には十分おすすめできるGPUだと思います。

気になったポイント

気になった点としては、マザーボードや電源の型番が分からなかった事です。
写真をズームしてよく見るとBTO系の量産マザーではなさそうなんですが、、

M.2 SSDも搭載されていましたが、PCIe3.0なのか4.0なのかは不明でした。
構成自体はかなり良いのですが、13万円を超える価格帯になると「まあ大丈夫でしょ」とは言いにくくなります。

この価格なら、せっかくなので電源やマザーボードの情報も見てみたかったところです。

中古ゲーミングPCはCPUやGPUだけでなく、その辺のパーツで出品者のこだわりや構成の質が見えてくることもあります。

総評


今回の出品は、良い意味で非常に優等生な構成でした。
見た目がまず素晴らしく、届いて早々からお気に入りの一台となる事間違いなし。

尖った部分はありませんが、

  • 新しいCPU
  • メモリ32GB
  • M.2 SSD1TB
  • RTX4060

という構成は初心者にもおすすめしやすく、大きな失敗もしにくい組み合わせです。

個人的には10700KF + RTX3070をMVPに選びましたが、「今から初めて中古ゲーミングPCを買うなら?」と聞かれた場合はこちらを勧めるかもしれません。

Core i5-14400F + RTX5060

14400F+RTX5060搭載中古ゲーミングPCの出品イメージ
※この画像は実際の出品情報を参考に再構成したイメージです。


価格:164,000円

今回調査した中では、かなり新しめの構成でした。

CPUはCore i5-14400F、GPUはRTX5060。
メモリも32GBあり、ストレージもNVMe SSD 1TB搭載。

さらにマザーボードはGIGABYTE B760M POWER DDR4、電源はADATA XPG 600Wと、型番まである程度しっかり記載されていました。

中古ゲーミングPCでは電源やマザーボードが不明な出品も多いため、このあたりが明記されている点は好印象です。

良い構成だけど、価格は16万円超え


構成だけ見ればかなり良いです。

ただし価格は164,000円。

ここまで来ると、正直「中古として安い」と即答できる価格ではありません。

8万円台の中古ゲーミングPCであれば、多少古い構成でもコスパで納得できます。
しかし16万円を超えてくると、新品BTOの保証付きモデルも比較対象に入ってきます。

つまりこのPCは、

「中古として安いか?」

だけではなく、

「新品BTOと比べてどれくらい安いか?」

まで見た方が良い価格帯です。

新品BTOでも近い構成を見積もってみた


実際に、近い構成で新品BTOもざっくり見積もってみました。

完全に同条件ではありませんが、

  • Core i5-14400F
  • RTX5060
  • メモリ32GB
  • Gen4 M.2 SSD 500GB
  • Windows 11
  • CPUクーラー変更あり

という構成で見積もると、税込で約226,000円ほどになりました。

今回の中古PCは164,000円なので、単純比較では約6万円ほど安い計算になります。
この差額を見ると、決して悪い価格ではありません。

ただし完全同条件ではない


ただし、ここは注意点もあります。

新品BTO側はH610マザーボード構成で、SSDも500GB想定。
一方で中古PC側はB760Mマザー、メモリ32GB、NVMe SSD 1TB、Wi-Fi/Bluetooth対応です。

そのため、単純に「新品より6万円安い」とだけ見るのは少し雑ですね。

M.2 SSDやメモリが暴騰してるため世代違いなどで単純な比較が難しいところです。

SSDは型番不明なのが少し気になる


ストレージはNETAC製NVMe SSD 1TBと記載されていました。

マザーボードがB760なので、環境としてはPCIe Gen4に対応している可能性が高いです。
ただ、SSDの型番までは書かれていませんでした。

個人的には、もしGen4 SSDならアピールポイントとして型番まで書きそうな気もします。

このあたりは購入前に確認したいところです。

総評


このPCは、構成だけ見ればかなり良いです。

Core i5-14400F、RTX5060、メモリ32GB、B760Mマザー、600W電源まで揃っており、初心者が買っても大きく失敗しにくい構成だと思います。

ただし価格が164,000円なので、「中古なら即買い」とまでは言い切れません。

新品BTOで近い構成を組むと20万円を超えてくるため、中古としての価格差はしっかりあります。
一方で、新品保証や新品パーツの安心感を重視するなら、もう少し予算を足してBTOを選ぶのも十分ありです。

個人的には、「新品BTOより安く、比較的新しい構成を狙いたい人」「多少の故障は自分で対処できる人」向けという評価です。

価格だけ見ると高く感じますが、構成内容まで含めて見ると十分検討できる1台でした。

Core i7-12700H + RTX4060Ti(ITX)

12700H+RTX4060Ti搭載中古ゲーミングPCの出品イメージ
※この画像は実際の出品情報を参考に再構成したイメージです。

価格:147,777円

今回調査した中で、最も変態構成だったのがこの1台です。

最初にスペックを見た時、「12700H?」と思わず二度見しました。
というのも、12700Hは本来ノートPC向けCPUだからです。

普通の自作PCであれば、10700Kだったり12400Fだったりを見かけますが、12700H搭載のデスクトップPCはかなり珍しい存在です。
※ミニPCとかでも使われてるみたいです。

ノートPC用CPUをデスクトップで使う構成


調べてみると、このPCは一般的な自作PC向けマザーボードではなく、中国系メーカーの特殊なITXマザーボードを採用していました。

CPUはマザーボードへ直接実装されており、基本的に交換はできません。

その代わり、

  • 消費電力が低い
  • 発熱が少ない
  • 小型化しやすい

といったメリットがあるようです。

今回採用されていたFractal Design Era 2との組み合わせは、小型PC好きとしてはかなり面白い構成だと思いました。
単純なMini-ITXの構成ではないところが面白いです。

TOPC TS 12-13th ITX D4Lとは?


正直聞いたことないメーカーで、調べてみたらAli Expressでたくさん出てきましたw

どうやら一般的な自作PC向けマザーではなく、ノートPC向けCPUをデスクトップ化する特殊なマザーのようです。

CPU交換不可・情報が少ないといった事から限りなく玄人向けといえます。

性能面はどうなのか


CPU性能だけを見ると、12700Hは現在でも十分高性能です。
ゲーム用途であれば、Core i5-12400FやCore i7-10700KFとも十分戦えるレベルでしょう。

さらにGPUにはRTX4060Tiを搭載。

フルHDやWQHD環境であれば快適にゲームを楽しめる構成です。
小型PCという見た目からは想像できないほど、しっかりゲーム向けの性能を持っています。

それにプラス、あえてノートPC用CPUにした利点として、発熱防止、クーラーの小型化等とことん拘った1台です。
ベンチ回してみたいな~~とかなり気になってますw

気になった点


当然初心者向けではありません。
その辺の説明が一切なく普通に売られてるので大丈夫かな?と心配です。

まずマザーボードが特殊です。
一般的なLGA1700マザーボードではないため、「CPUだけ交換」といったアップグレードは基本的にできません。

また、故障時の情報や交換パーツの入手性も、一般的なBTOパソコンほど恵まれているとは言えません。
Ali Expressの商品説明画像では全て英語でした。

総評

万人向けではありません。

ただしある程度知識があって、変わったPCが欲しい人には非常に魅力的な1台です。

正直なところ、性能だけで選ぶならほかのPCでいいでしょう。
しかし今回調査した中では最も個性があり、面白さという意味ではトップクラスの構成でした。

個人的には、こういう変態構成を見つけると少し欲しくなるし、自分でも組んでみようかな、と思ってしまいます。
記事書き終わったらAli Express徘徊してみよ。

Ryzen 5 5600G + RTX3060搭載 ゲーミングPC

5600G+3060搭載中古ゲーミングPCの出品イメージ
※この画像は実際の出品情報を参考に再構成したイメージです。

価格:83,400円

今回査定した中では、かなり判断が難しい1台でした。

RTX3060搭載で価格は8万円台前半。構成も極端に安価なパーツで固められているわけではなく、全体的には好印象です。

一方で、中古PCを見るうえで重要な「見えない部分」の情報が少なく、評価を少し悩みました。

見た目だけの構成ではなさそう


白で統一された見た目から、最初は「見た目重視のゲーミングPCかな?」という印象を受けました。

しかしマザーはBTO量産系ではなく、恐らくB550系が使われており、グラフィックボードもASUS製RTX3060。

極端に安価なパーツを寄せ集めたような構成ではなく、パーツ選びにはある程度こだわりを感じます。

RTX3060なら今でも十分遊べる


RTX3060は最新世代ではありませんが、フルHD環境であれば今でも十分実用的です。
重量級タイトルで最高設定を狙わなければ、多くのゲームを快適に遊べる性能があります。

8万円台前半という価格を考えると、コストパフォーマンスは悪くありません。

出品者にも好印象


出品履歴を確認すると、PC専門の出品者というよりはアパレル系の商品が多めでした。

ただし、MX Masterシリーズや高価格帯のキーボードなど、PC周辺機器の出品履歴も見られます。

もちろん出品履歴だけで判断はできませんが、少なくとも雑に組んだPCを大量販売しているような印象は受けませんでした。

気になった点


一番気になったのはRyzen 5 5600Gです。

5600Gは決して悪いCPUではありませんが、PCIe 3.0までの対応となります。

実際のゲーム性能への影響は大きくありませんが、同じ価格帯で5600や5600Xが搭載されていれば、個人的にはそちらの方が嬉しい構成です。

もともとグラフィックボード無しで運用していて、後からRTX3060を追加したのかな?と想像してしまう構成でした。

マザーボードの型番や電源の詳細が不明だったことも気になります。

また、SSDはWD Blue SN570が搭載されていました。

信頼性のある定番SSDですが、PCIe Gen3世代のモデルです。

もちろんゲーム用途で大きな問題になるわけではありません。
しかし、B550系と思われるマザーボードが搭載されていることを考えると、個人的にはGen4 SSDが搭載されていたらもう少し印象が良かったかもしれません。

実用上の不満というより、自作PCユーザー目線で見ると少し気になったポイントです。

さらに写真を見る限りリア排気ファンは確認できませんでした。

フロント側には吸気ファンが搭載されているようなので、正圧寄りのエアフローになっていると思われますが、冷却設計の詳細までは判断できません。

中古ゲーミングPCはCPUやGPUばかり見られがちですが、実際はこうした部分こそ確認しておきたいポイントです。

総評


スペックだけを見ると十分に「当たり寄り」の1台です。

ただし、構成を詳しく見ていくと、CPUや内部パーツの選択に少し妥協が見える部分もありました。
見た目はかなり良く、価格も悪くありません。

その一方で、電源やマザーボードの詳細が分からない以上、手放しで高評価を付けるのも難しい。

個人的には、「悪くない。でもあと一歩情報が欲しいPC」という評価です。

星4寄りの星3という印象でした。

Core i7-8700K + GTX1660 SUPER 搭載PC

8700K+1660搭載中古ゲーミングPCの出品イメージ
※この画像は実際の出品情報を参考に再構成したイメージです。

価格:44,500円

Core i7-8700KとGTX1660 SUPERという組み合わせは、一昔前の定番ゲーミングPC構成です。

最新ゲームを高画質で快適に遊ぶには厳しいものの、VALORANTやマインクラフトなど比較的軽いタイトルであれば、今でも十分遊べる性能を持っています。

価格も44,500円と安く、スペックだけを見ると決して悪い内容ではありません。
が、、

掲載写真をめくっていくと、余ったパーツでどうにか組んだというか、CPUだけ持ってて合う格安パーツを合わせて組んだのかな?
PCに関して詳しくないけどゲームやりたいって人に売りたいんだろうけど、その割にはかなり説明が不親切という部分がとても気になります。

価格はかなり安い


まず目を引くのは価格です。

4万円台で購入できるゲーミングPCとして考えれば、決して高くありません。
CPU・GPUともに現役からは一歩引いた世代ですが、軽めのゲーム用途であればまだ活躍できます。

予算重視で探している人にとっては、十分候補に入る価格帯です。

Core i7-8700Kは今でも実用的


Core i7-8700Kは第8世代の上位モデルです。

発売から年数は経っていますが、6コア12スレッドを搭載しており、ゲーム用途や普段使いで大きな不満が出る性能ではありません。

「i7」という名前だけで判断するのは危険ですが、CPUそのものは今でも十分実用レベルです。

GTX1660 SUPERは軽量ゲーム向き


GTX1660 SUPERも現在では旧世代となりましたが、フルHD環境で軽めのゲームを遊ぶ用途ならまだ使えます。

VALORANTやマインクラフト、League of Legendsなどであれば十分な性能があります。

中古市場でも根強い人気があるグラフィックボードです。
ただし個人的には2026年現在で当GPUをおすすめすることはありません。

ほどブログではその辺を詳しく掘り下げています。

気になった点


一番気になったのは商品説明と実際のスペックとのギャップです。
商品説明では「高性能ゲーミングPC」や「爆速SSD」といった表現が使われています。

確かに発売当時であれば高性能な構成でしたが、2026年現在の基準で見るとだいぶ違和感がありました。
特にメモリ8GBx1とSATA SSD240GBが気になります。

ゲームをしながらブラウザやDiscordを利用するだけでも余裕は少なく、SSD容量についてもWindowsとゲームを1、2本入れれば空き容量が厳しくなってきます。

SSDは増設か換装必須。
しかし、商品説明を見る限り、このPCはPC初心者や初めてゲーミングPCを購入する人もターゲットにしているように見えます。

そう考えると、容量不足になりやすい点についてもう少し説明があっても良かったのではないかと感じました。

また、マザーボードや電源の詳細も記載されていませんでした。
恐らくBTO量産系マザーに、CPUクーラーもintel純正リテールクーラーがついています。

そうなると、やはり冷却面も不安です。

中古PCではCPUやGPUばかり注目されがちですが、実際はこうした見えない部分こそ重要です。
個人的には、スペックそのものよりも商品説明から受ける印象の方が少し気になりました。

総評


CPUとGPUだけを見ると、4万円台の中古ゲーミングPCとしては成立しています。

しかし、メモリ8GB・SATA SSD240GBという構成や、詳細不明なパーツが多い点を考えると、初心者に手放しでおすすめできる内容ではありません。

軽めのゲームを遊ぶ用途で、ある程度PC知識がある人なら選択肢には入ります。

一方で、「高性能ゲーミングPC」という言葉だけを見て購入すると、期待とのギャップを感じる可能性もあるでしょう。
fpsも最低~普通設定での計測なのでは、、。

個人的な評価は星2です。

価格は安いものの、今回査定したPCの中では「スペック表より宣伝文句が先行している印象」を受けた1台でした。

書かれている内容より”書かれていない内容”を重視する。
中古PC選びではそこが重要です。

Core i7-4770 + GTX1060 3GB 搭載PC

4770+1060搭載中古ゲーミングPCの出品イメージ
※この画像は実際の出品情報を参考に再構成したイメージです。

価格:49,800円

今回査定したPCの中では、最も見た目が良かった1台です。
白いケースにRGBファン、ガラスパネルと、最近のゲーミングPCらしい見た目に仕上がっています。

写真だけを見ると高性能なゲーミングPCに見えますが、実際の構成を確認すると少し印象が変わってきます。

中古ゲーミングPCを選ぶときに、見た目だけで判断してはいけない理由がよく分かる1台でした。

ケースや見た目はかなり魅力的


白を基調としたケースにRGBファンを組み合わせており、見た目の完成度は非常に高いです。

古いPCをそのまま使うのではなく、しっかり手を加えて販売しようとしている印象を受けました。
PCに詳しくない人ほど惹かれやすいデザインだと思います。

メモリ16GB搭載


今回査定した8700K搭載機はメモリ8GBでしたが、こちらは16GBを搭載しています。

2026年現在でも最低限のラインはクリアしており、普段使いや軽めのゲーム用途であれば大きな不満は出にくいでしょう。

出品者の説明は比較的丁寧


CPUやGPUだけでなく、SSD容量やOfficeの有無まで記載されています。
(ただしOffice有という部分だけに気を取られてはいけない。)

FFXVベンチやOCCTの実施についても説明されており、購入者に安心してもらおうという姿勢は感じました。
少なくとも、スペックを隠して販売している印象はありません。

ただし、、

気になった点


これがゲーミングPCを名乗っていいのかどうか。
一番気になったのはCPUとGPUの世代です。

Core i7-4770は2013年発売のCPUで、発売からすでに10年以上が経過しています。
当時は高性能CPUとして人気がありましたが、現在の基準で見るとかなり古い世代です。

さらに搭載されているGTX1060は3GBモデルでした。

GTX1060には6GB版と3GB版がありますが、3GB版はVRAM容量だけでなくCUDAコア数も削減されています。

現在のゲームではVRAM不足が発生しやすく、ゲーミング用途として考えると厳しさを感じます。

FFXVベンチで「快適」と判定されていますが、これは常時60fps以上を保証するものではありません。
実際のゲームでは設定やシーンによって大きく変動します。

ベンチマーク結果は参考になりますが、それだけで快適性を判断するのは危険です。

また、価格は49,800円です。

見た目は非常に良いものの、今回査定したCore i7-8700K+GTX1660 SUPER搭載機が44,500円だったことを考えると、性能面では割高に感じました。

個人的には、ケースやファンに掛けたコストが価格へ反映されている印象です。

総評


今回査定したPCの中で、最も見た目と性能のギャップを感じた1台でした。

白いケースやRGBファンによって非常に魅力的に見えますが、実際の構成はCore i7-4770とGTX1060 3GBです。
事務作業・動画視聴や軽い作業用なら十分実用的で文句なしの1台でした。

軽めのゲームを遊ぶことはできますが、2026年現在で積極的におすすめできる構成ではありません。

個人的な評価は星1です。
性能が低いから星1ではないですよ。

購入者が最も確認すべきCPUとGPUが古いにもかかわらず、それ以外の要素が強くアピールされている点が気になりました。

中古ゲーミングPC初心者ほど魅力的に見えてしまう構成ですが、実際のゲーム性能を考えるとおすすめしにくい1台です。

見た目の良さは評価できます。
しかし中古ゲーミングPCとして見ると、ケースやLEDよりもCPUとGPUの方が重要です。

このPCは、中古ゲーミングPC選びで「見た目より中身を見ることの大切さ」を教えてくれる1台でした。
個人的には、あと3万頑張ってMVPを買います。

まとめ


今回は実際に出品されていた中古ゲーミングPCを、自作PCユーザー目線で査定してみました。
改めて感じたのは、中古ゲーミングPC選びで大切なのは「見た目」でも「宣伝文句」でもないということです。

RGBファンで派手に光っていても、中身が10年以上前の構成かもしれません。

「高性能」「爆速SSD」と書かれていても、実際にはメモリ8GBやSATA SSD240GBの構成かもしれません。

逆に、地味な見た目でもCPUクーラーや電源までしっかり公開されている出品は安心感があります。

今回MVPに選んだCore i7-10700KF + RTX3070搭載機も、評価した理由は単純な性能だけではありません。
CPUクーラー、電源、パーツ構成までしっかり情報が公開されており、出品者の誠実さが伝わってきたからです。

中古ゲーミングPCを選ぶときは、

  • CPUは何か
  • GPUは何か
  • メモリは何GBか
  • SSDは何GBか
  • 電源は何か
  • マザーボードは何か

このあたりを必ず確認しましょう。

そして何より大切なのは、

「書かれている内容」だけでなく、「書かれていない内容」に目を向けることです。

中古PC選びでは、その視点が失敗を避ける一番の近道だと私は思います。

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