ユーザー車検で不適合|タイロッドエンドブーツを自分で交換して再検査に合格

ユーザー車検の不適合通知と破損したタイロッドエンドブーツ 雑記 まずは自分で
タイロッドエンドブーツの破れでユーザー車検は不適合に。自分で交換し、後日の再検査で合格しました。
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この炎天下の中、愛車のデリカ(CV5W)をユーザー車検に持っていきました。

前回の車検時は寝坊して時間がなく、予備検も受けずに直行→合格だったんで、今回も!と思っていて油断しました。。
今回、予備検は受けたんですけどね。

見事不適合。
タイロッドエンドブーツが左右とも損傷してました。

マジかよ…前回の車検から数十キロくらいしか乗ってないのに、、いや数十キロはさすがに大げさかw

とにかく当日中に直せば追加の車検手数料もかからないので、急いで予備検査場へ。
修理もやってるとこだったんですが、在庫がないので当日中は厳しいとの事。

そのあと何件か問い合わせましたがやはりどこも難しいというお返事。
ちょうど次の週も平日に休みがあったので、今日は諦めよう。。

結局その日の合格は諦め、後日自分でタイロッドエンドブーツを交換することにしました。

交換後の再検査では無事に合格。

この記事では、ユーザー車検で不適合になってから再検査に至るまでの流れと、タイロッドエンドブーツを自分で交換した際の作業内容をまとめます。

ユーザー車検でタイロッドエンドブーツが不適合に

デリカD:5の車検で破れを指摘されたタイロッドエンドブーツ
ユーザー車検で不適合となった、破れのあるタイロッドエンドブーツ。

車検上でピットに呼ばれ、下から見せてもらったところこんな状態でした。

破れているとかそういう段階じゃありませんでしたw
半分裂けてどっかいってるw

破れやグリス漏れのない正常なタイロッドエンドブーツ
こちらが正常な状態のタイロッドエンドブーツ。ゴム部分に破れがなく、内部のグリスも漏れていません。

こちらが裂けていないタイロッドエンドブーツです。
裂けている方の写真では上部がどっかいってる事が分かると思います。

予備検査場と近所の修理屋を回る

まずそんなに持ち合わせも無かったので、ネットで修理価格の調査をしました。
15,000~18,000円はかかると書いてあり、それならなんとか足りそう?

最初はとにかく当日中になんとかしようと動いたので、多少高くても仕方ありません。
今回は予備検に入れてるので、一旦そこへ顔を出し相談してみることに。

「タイロッドエンドブーツ損傷で落とされちゃったんですけど、本日中の交換って可能でしょうか?」

「部品のストックがないので、今日中はちょっと難しい」

な、なにぃぃw
少しくらい高額でも払うつもりでいましたが、部品の在庫がないのなら仕方ありません。

他にも数件電話で問い合わせましたが、どこも似たような返答です。
ちなみに整備士の友人に液体パッキンで塞ぐ裏技があるよ、と言われましたが裂けたブーツの写真を見せたらこれは無理、と言われましたw

種類がかなり多岐にわたるので、ストックが無くてもしょうがない

一口にタイロッドエンドブーツといっても、実際に自分で買う際に調べたらかなり種類があるようでした。
同じデリカD:5の中でも年式によって適合が変わるようなので、まぁ在庫がないのも頷ける。

とはいえ材料代は数百円~千数百円で、慣れてる人なら1時間もかからずに交換できそうです。
その交換費用で数万請求できるなら結構おいしいのでは?

車検場周辺の修理工場なら、タイロッドエンドブーツの破れで持ち込まれる車もそれなりにありそうですし、何種類か置いておけば需要はありそうな気もします。

なんか、もったいないような……。

と、思ったり思わなかったり。

限定自動車検査証を受け取って後日再検査へ

ユーザー車検で不適合となった際に交付された限定自動車検査証その1
ユーザー車検で不適合となった際に交付された限定自動車検査証。
タイロッドエンドブーツの不具合が記載された限定自動車検査証その2
限定自動車検査証には、不適合箇所としてタイロッドエンドブーツが記載されていました。
📝一言メモ|限定自動車検査証とは

車検で一部の項目が不適合になった際に、不適合箇所が記載されて交付される書類です。

発行日を含めて最大15日間有効で、期限内に修理して再検査を受ければ、不適合だった箇所だけを確認してもらえます。

ただし、元の車検証の有効期限が延長されるわけではありません。

限定車検証の事は前に聞いた事があったんですが、当日中になんとかしなくては、、と必死だったのですっかり忘れてました。

これこのままじゃ仮ナンバー申請する羽目になるのでは…とか回送車どっかで借りられるかな…とか色々考えてました。
後日再検査の時に考えようと覚悟を決め、窓口に報告へ。

すると限定車検証を出してくれ、
「後日、印紙窓口にこれを見せて印紙を買って来てください。」とのこと。

ああそうだった、こういうのもらえるって聞いた事ある!
車検残日数残り1日だったのでマジで助かりました。

CV5Wのタイロッドエンドブーツを自分で交換する

梅雨も明けすっかり真夏日ばかりになった今日。

車検を夏のサイクルにしているとこれが辛いです。
何かあった時、猛暑日に修理することになります。

昔からカーナビ交換し始めたり、トラックにラッパを2本つけたりとか、そういう事やるときは大抵なぜか夏だった気がする…なんで…

部品以外に必要なものは大体持ってそうだったので、部品の適合のみしっかり確認して作業を始めます!

必要なもの

  • タイロッドエンドブーツ
    DC-1125
  • セルフロックナット
    TN-5003
  • グリス・ウエス
  • 17mmメガネレンチ
  • マイナスドライバー
    古いブーツを外すのに使用
  • プライヤー
    ブーツの圧入に使用
  • ジャッキ、ウマ、輪止め、タイヤを外す工具
  • やる気

あれば便利

  • タイロッドエンドプーラー
  • トルクレンチ
  • パーツクリーナー
  • ゴム手袋
  • 圧入に使えるソケットやパイプ
  • 協力者

タイロッドエンドブーツの交換手順

デリカD:5をジャッキアップしてウマを掛けた状態
ウマを掛けてから作業しました。

車高を若干リフトアップしてある個体なので、パンダグラフジャッキがひいひい言ってました。
ウマも忘れずかけます。

ウマに車重を預けてから作業しました。
ホイールを外す工程は割愛。

大きく破れたデリカD:5のタイロッドエンドブーツ
ブーツを近くで見ると、ゴム部分が大きく裂けているのが分かります。

まずこのナットを緩めていきます。
この時全部は外しません。このボルトを抜く際に、ネジ山を潰さないようナットでガードします。

そして上からコンコン叩くと…スコンッ!!。

セルフロックナットを緩め、その上から叩いた様子
ナットを緩めボルトのネジ山をガードした後、上からコンコン叩いたら外れました。

まずこのボルトの固着が大変と聞いていたので、専用工具まで用意してましたがうちのデリカちゃんには不要でした。
固着がはがれたのでナットを完全に外します!

が、、、ボルトが供回りして取れねぇw
なんだこれどうしよう、、

どうやら調べたら、下からジャッキを当てると供回りしないらしい。

タイロッドエンドの下にジャッキを当てた状態
タイロッドエンドを分離する前に、下からジャッキを当てて荷重をかけました。

するとどうでしょう。

ほんとに供回りしません。
すげーこれ豆知識だ。

ナックルから分離したデリカD:5のタイロッドエンド
ジャッキで荷重をかけたあと、タイロッドエンドをナックルから分離しました。

ナットが外れたので、そのままタイロッドエンドを外しました。
さらにブーツもこじって取ります。

マイナスドライバーで古いタイロッドエンドブーツを取り外す様子
タイロッドエンドを傷つけないように注意しながら、古いブーツの縁にマイナスドライバーを差し込んで取り外しました。

意外と硬いので、傷つけないように気を付けます。

タイロッドエンドブーツを外した内部に残る古いグリス
古いブーツを外すと、内部には劣化したグリスが残っていました。
ウエスでタイロッドエンドの古いグリスを拭き取る様子
新しいグリスを入れる前に、残っていた古いグリスをウエスで拭き取ります。

無事に外せたので、古いグリスをふきふき。
取り外したタイロッドエンドブーツがこちら。

取り外した破損済みのタイロッドエンドブーツ
取り外した古いタイロッドエンドブーツ。ゴムは大きく裂け、原形をほとんど保っていません。

ぱっくり逝っちゃってましたね。
こりゃ落ちるわ。

タイロッドエンドと新品のブーツ内にグリスを注入して取り付けます。

新しいタイロッドエンドブーツをプライヤーで圧入する様子
新しいブーツの縁をプライヤーで少しずつ押し込み、外周を均等にはめていきました。

手ではまるとこまで入れたらプライヤーでカプカプ。
片方嵌めると反対側が浮いてうまくはまりません。

ブーツの縁と同じサイズの塩ビを当てて上から叩くと簡単らしいです。
でもそんなの用意してません。。

いやーこれむずい、全然つかねぇ!

上から均等に圧をかけ、カプカプしたい…何かないか…

タイロッドエンドブーツの圧入に流用したホースの接続部品
ブーツの縁へ均等に圧をかけられそうな部品を探し、ホースの接続部分を流用しました。

み、見つけた、、

これいけそう・・・

ホースの接続部品を当ててタイロッドエンドブーツを圧入する様子
ホースの接続部品をブーツの上に当て、均等に押さえながらプライヤーで少しずつはめ込みました。

さすがにピッタリとはいきませんでしたが、これなら上から均等に抑えられます。
これで抑えつつカプカプしてみよう。

ホース接続部品を当ててプライヤーでタイロッドエンドブーツを圧入する様子
ホースの接続部品で上から均等に押さえながら、プライヤーで少しずつブーツをはめ込みました。

これめっちゃいい!

ここで注意。
プライヤーに力を入れすぎるとブーツが裂けますw

それに、カプカプし慣れるとプライヤーのみでうまく嵌められるようにはりました。
反対側の施工ではこのホースの接続パーツは使わなかったです。

新品のタイロッドエンドブーツを取り付けてナックルへ戻した状態
新品のブーツを取り付けたタイロッドエンドをナックルへ戻し、ナットを仮締めした状態。

そして無事取り付け完了!
ナットの締め付けは適正トルクで行いましょう。

この日は気温が36℃程あり、この1,2時間程度の作業でも数回家に水分補給しにいってます。
汗だらだらでだるいです。

再検査を受けて無事合格

タイロッドエンドブーツ交換後の再検査で交付された自動車検査証
タイロッドエンドブーツを交換して再検査に合格し、新しい自動車検査証が交付されました。

無事合格し、車検証も発行されました。
これで一安心です。

シールも貼りなおします。

新しい車検ステッカーと貼り付け用の説明台紙
再検査合格後に受け取った新しい車検ステッカー。青シールと透明シールを台紙の説明どおりに貼り合わせます。
車検ステッカーの青シールを台紙から剥がす様子
まずは台紙を折り曲げながら、青シールを剥がしていきます。
車検ステッカーの青シールを貼り合わせるために台紙を折った状態
台紙の折り目に合わせ、青シールと透明シールを貼り合わせます。
青シールと透明シールを貼り合わせた車検ステッカー
青シールと透明シールを貼り合わせた状態。あとは台紙から剥がしてフロントガラスへ貼り付けます。
フロントガラスに貼り付けた新しい車検ステッカー
新しい車検ステッカーをフロントガラスへ貼り付けて、今回のユーザー車検はすべて完了です。

フロントガラスきったねぇって事は置いといてください。
これで無事車検終了です!

ユーザー車検で不適合になって分かったこと

検査票に記録されたタイロッドエンドブーツの不適合箇所
操縦装置の「タイロッド」に印が付き、タイロッドエンドブーツの破れが不適合箇所として記録されました。

不適合の烙印を押された瞬間は

「時間ない…」
「お金かかる…」
「車検切れる…」

こんな事がたくさん頭をよぎりましたが、きちんと救済措置はありました。

まず限定自動車検査証の存在。

不適合をもらった日から15日間。
整備に必要な移動に関しては運転することができました。

それと当日の修理はいくら車検場近辺でも厳しいということ。

事前に潜ってブーツだけでも確認しておけばここまで慌てることもなかったです。

炎天下での作業は避けられませんでしたけど。

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